インターン、セミナーって?

TBS Voice新学期です

あっという間に4月も下旬です。早いですよね。
さて、「TBSアナウンススクール」が「TBSVoice」にリニューアルされて、初めての受験準備クラスが現在開講中です。
毎年のことですが、やはり最初の2回ぐらいは緊張感に包まれています。
どこか探り合っている感じといいますか、固いといいますか・・・。
授業回数を重ねていくごとに、クラスの雰囲気も柔らかくなり、生徒の皆さんものびのびと声を出せるようになってきたかなと感じています。

6月にインターンが!!受けた方がいいの?

大学3年生クラスの生徒さんたちが気になっているのが、インターンやセミナーの存在だと思います。TBSも6月にアナウンサーインターンが開催されることが決まっています。
アナウンサー志望の大学3年生以上の皆さん、もう申し込みは終わりましたか?

「インターンやセミナーは絶対に受けないといけませんか?」という質問をよく受けますが、「受けた方が良い」と答えています。もちろん受けないといけないものではないし、受けなかったから試験に受からないというわけでもありません。

しかし、セミナーを受けた人から話を聞くと、「実際にテレビ局の様子を見学できて、よりアナウンサーになりたくなった」とか、「ばくぜんとしていたイメージが具体化してきた」など、いよいよ始まる本番採用試験へ向けての気持ちが強くなる、気合が入るという意味で良い時間を過ごせたようです。

悪い印象を残したらどうすればいいの?

一方で、「緊張しすぎてしまい、思ったように話すことができず、会社に悪い印象を残してしまったかもしれない」という、不安を口にする人もいます。心配になる気持ちはわかりますが、それで終わってしまえば、確かにそれは失敗でしょう。でも、これは本番の就職試験ではないのです。まだまだ挽回できる余地はあります!!

例えば、あなたが夏のセミナーで全く自分の話もできなかったとします。しかし、秋の採用試験で再び会った時に劇的な成長を遂げていたとすれば・・・。きっと夏に会った企業側は「この人はとても頑張ったのだな、頑張れる人なのだな」と思うことでしょう。「自分は努力する人間だ」ということを、実際に実践して見せたことになるのです。

セミナーを受けた方がよいかどうかは、あなた次第

失敗を次に活かすことができれば、その失敗にはじゅうぶん価値があるものになると思います。ですから、失敗をしたらそこであきらめないで、その失敗を必ず次に活かせるよう努力すればよいのです。
アナウンススクールでもそうです。滑舌が甘い、フリートークがまとまっていない、自己PRがわかりづらい、そんな指摘を受けることがこれからもあると思います。でも、それで「自分はこれが苦手なのだ」と決めつけずに、頑張り続けてほしいといつも思います。

暗記ものでもないし、正解がないものなので、結果はすぐに出ないかもしれません。でもどうか、繰り返し練習し続けることで、何かしらの成長はあると信じて頑張ってほしいなと思う今日このころです。

文・TBS Voice
http://www.tbs.co.jp/anatsu/school/