アナウンサー・インターンシップの書類選考


5秒で惹きつける写真・動画を

就職活動において、選考は付き物です。インターンシップやセミナーでも必ず選考があります。何百、何千通とエントリーシートが送られてくる中で、一人にかけられる時間は数秒…その数秒、アナウンサー試験(インターン・本採用)では何を見ているかというと、写真・動画の冒頭です。名前や出身地、学歴、趣味、志望理由などは、この段階ではほとんど見ていません。(もちろん、写真や動画冒頭で目に止まればその後チェックするので、手を抜かず、丁寧に見やすく書かなければいけません)

さぁ“5秒で惹きつけるエントリーシート”を作成しましょう!

まず、写真は平均して4枚程度、多い局では7枚ほどが必要になります。準備の段階で、バストアップの正面写真、全身写真のほかに、とにかく様々な表情の写真を用意しておくことが通過への近道です。笑顔、真面目な顔、自然な顔…たくさんあればあるほど、選択肢が増え、可能性は広がります。

普段から一人で写っている写真を意識的に撮りためている人は少ないと思いますが、家族・友達・恋人と旅行に行った時や、屋外、景色がいい場所に出かけた時などには、さりげなく数枚撮っておくことをオススメします。後から並べて見返すと、意外と良いショットがあるものです。最近では、iPhoneをはじめスマートフォンの画質が格段に良くなっているので、一眼レフカメラやプロに頼む必要性も低くなってきました。カメラ好きの撮ってくれる知り合いがいればベストですが、印刷さえ高画質でできれば携帯で撮った写真も十分使えます。

大切なのは「撮ってもらうこと」と「一人で写っていること」です。スナップ写真において、自撮りは厳しいものがありますし、複数人写っている写真は極力避けましょう。そして、インパクトがあり、かつ顔がはっきりわかる写真を選びます。複数枚の写真を貼る時には、目線や顔の角度が用紙の「外」ではなく、「内側」になるようバランスをとると、自然と印象が良くなり見やすいとも言われています。

新しい選考方法“動画”

近年、動画選考を実施する局が増えてきました。写真に比べ決まりが多く、手間がかかり、手を抜くとすぐばれてしまいます。もともとは、とある準キー局が試験的に始めたそうで、その後、誰でも簡単にできるということがわかり数年で一気に広まりました。写真だと加工されたり、実物とあまりにも違ったりということが多かったため、動画も取り入れ始めたとか…

写真選考と共通するのは、動画もまずは冒頭数秒しか見てもらえないということです。制限時間の中で、原稿を読んだり、特技を披露したり、ノルマとアピールしたいこととはたくさんあると思いますが、動画の場合、顔に加えて“声”もはっきり伝わるようにしましょう。縦横の指定、画角、背景なども気を付けなければいけません。

第三者に見てもらおう

自分が作った書類は、第三者が見て、見やすいか、わかりやすいか、惹きつけられるか、がとても大切です。動画も、きちんと声が聞こえるか、雑音が入っていないか、チェックしてもらいましょう。アナウンススクールやサークルの同期、OBOG、講師、もし身近にいない場合は友達や家族などでもいいので一度見てもらい、意見をもらえるとより良いものができます。集中してエントリーシートを作っていると、誤字脱字や細かいところを見逃しがちです。選考するのは第三者なので、客観的にどう見えるかが、通過へのポイントです。

労力を要する書類・写真・動画作りですが、インターン・セミナーの時点で「通るエントリーシート・動画」を用意しておけば、その先、本採用などで使い回しや応用が利きます。ここでベースができていると、夢へまた一歩近づけることでしょう。

この記事を書いた人
まつり
甲信越の局でアナウンサーとして働いていたスポーツ女子アナ。
うどんをこよなく愛する麺好き女子。本気でアナウンサーになりたい皆さんを応援します!