高畑淳子へ息子・裕太の性癖を聞く記者に非難殺到「最低な質問」


26日朝、ホテル従業員への強姦容疑で逮捕された高畑裕太容疑者の母で女優の高畑淳子が会見を開き、今回の事件について謝罪した。

マスコミからは厳しい質問が飛ぶ

黒いワンピースで会場に現れた高畑。やつれた様子で、涙を交えながらだったが、記者の質問に誠実に答えた。

事件の内容が内容だけに、記者からは厳しい質問が飛んだ。「第一報を聞いたとき、どんな心境だったか?」「自分の教育はどうだったと思うか?」「被害者女性になんて言いたいか?」など、並の人間であれば胸が張り裂けそうな質問にも答える高畑。

フジテレビの某番組のリポーターからは……

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テレビのワイドショーなどを見ていると、芸能でもスポーツでも記者会見の映像の時に、その番組のリポーターが質問している様子をあえて見せてから、当事者が答えるシーンを流すことが多い。

これはここ数年のテレビの手法だ。

記者会見ではないが、私も以前報道の取材で海外へ行ったときに、必ず「自分が取材している姿をカメラマンに映してもらっておくように」と言われた。なぜなら「わざわざここに行って取材してきたんですよ。もらった映像をつなげているだけではありませんよ」というのを見せたいからだ。

リポーターが質問する様子を映して見せるのもほぼ同じ理由だ。その局のリポーターが質問したものですよというのを視聴者にアピールしたいからだ。また現場においてもこの局(番組)が来ていますよというアピールにもなる。記者会見の映像でただ答える部分だけだと、映像はどこも画一的になってしまうという理由もあるだろう。

ただこういったことがもたらす弊害がある。

各番組のリポーターにはたいてい自分の言葉で何か質問してくれとディレクターなどから言われる。そうでなくてもその現場に行っている以上、仕事をしないとという意識が彼らには働く。基本みんなが聞きたいことはほぼ会見の初めで出尽くしてしまうものなので、一般的な質問はもうできない状態になっていて、そうなると何か聞かないといけないという強迫観念に迫られて、どうでもいいことを思わず聞いてしまいがちだ。

「息子の性癖」を聞いたことが直接これとリンクするわけではないが(実際会見の前半だったので)、一般に記者会見の質問は最後になればなるほど、どうでもいいものが多くなる。今回でも「息子さんは母親が今日会見があるのは知っていらっしゃるんですか」など、聞いて何になるのという質問も見られた。

聞くことが仕事だけに難しいことだが、聞きたいことが出尽くした後で、聞こうと思っていないことまでむりやり絞り出して質問すると、見ている人にも話を振られている人にもあまりいい印象は与えなくなってしまうので注意が必要だ。

アナなるドットコム編集部