就職内定率、10月は前年並みに 来春卒大学生

就職情報会社リクルートキャリアは22日、来春卒業予定の大学生の就職内定率が、10月1日時点で85・9%で、前年(86・0%)とほぼ同水準になったと発表した。

政府の要請を受け、経団連は今回から採用選考ルールを変更。会社説明会解禁を大学3年の12月から3月、面接解禁を4年の4月から8月にそれぞれ繰り下げた。この影響により、2016年卒の内定率は15年卒の同じ時期を下回っていたが、10月1日時点でほぼ追いついた形だ。

就職内定率は、就職を希望する学生のうち、1社以上から採用内定を得た学生の割合を示す。調査は10月2~7日にかけてインターネットで実施。

共同通信