安住アナ レコ大司会への覚悟 裏方強調も「信頼される人柄に」

年末恒例のTBS「第57回輝く!日本レコード大賞」は30日午後5時半から生放送される(一部地域を除く)。司会は4年連続の同局・安住紳一郎アナウンサー(42)と2年連続の女優・仲間由紀恵(36)。安住アナは「裏方」を強調しながらも「覚悟を持ってステージに上がるつもり」と大役に挑む。

今年も東京・新国立劇場からの生中継。安住アナは「やはり歴史があって重みがあって、そしてアーティストの皆さんの思いが強いので、あのステージに上がるということは相当強い気持ちをつくっていかないと、ステージからこぼれ落ちてしまうぐらいの圧があります。きちんと1年間、アナウンサーとして仕事をしてきたという自覚がないと、あのステージの中央には、なかなか立てません」と大舞台を表現した。

レコ大の司会は4年目になるが「1年目の緊張が一番かと思ったんですが、回数を重ねると、逆に怖さが増してきます。不思議なものですね。理由は分からないです。分析すると怖くなるので」と慣れることはない。

局アナとして「裏方がベラベラしゃべるのは本意ではないんです」と前置きしつつ、ラジオの野球中継とテレビの音楽番組の司会は、アナウンサーとしての技量が問われると解説。「アーティストの心に寄り添いながらも、視聴者のことも考えて式典を進行する。となると、二面性が出てきますが、その二面性を一体化するのが司会の作業になります」と難しさを明かす。

安住アナの前は、堺正章(69)が16年間、司会を務めた。「堺さん自身が歌手活動をされていたので、出場されるアーティストの皆さんへの配慮の仕方は、私が背伸びしたところで及ぶものではありません。私がアーティストの皆さんの気持ちをあまり分かろうとすると、ただの素人の背伸び。アナウンサー出身の司会者としては少しやり方を変えないといけないということで、私は式典の進行を中心に臨みました」と振り返った。

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