アナウンサーに求められるもの

アナウンサーへの近道は?
それは魅力的な人間になることです。

アナウンサーというと、どうしてもアナウンス技術的な部分に目が行きがちですが、どんなに滑舌が良くても、うまく原稿を読めても、リポートをきれいにまとめても、そこに「心」が伴っていなければ、ロボットアナウンサーです。

アナウンサーに求められるもの

魅力的な人間

アナウンサーには、タレントほどではないにせよ、人をひきつける力が必要です。これまでの人生の中でどんな経験をしてきたのか。それが人柄となり、顔にも表れ、それこそ「個性」となります。

あなたがしてきたさまざまな経験は、原稿読みにも、リポートにも、実況にも必ず生きてきます。同時に、視聴者に説得力を持って伝わっていきます。

まず自分を磨くこと、それがアナウンサーへの第一歩です。

実際にテレビやラジオで活躍しているアナウンサーの仕事ぶりを見ていると、確固たる存在感が感じられます。そういう人たちにはいくつかの共通点があるようです。これら「アナウンサーの資質」すべてを兼ね備えている人はざらにはいませんが、7,8割は備えていないと、存在感の確かな信頼されるアナウンサーにはなれません。

アナウンサーに必要な資質

明確な主張

伝えるべきことをきちんと把握して、自信をもって主張しています。

わかりやすい表現

言葉を選んで、その場に最適な表現を工夫しています。必ずしも「立て板に水」なしゃべりばかりではありません。

生活感

考え方の原点に、現代に生きている人間としての生活感を持っています。

生きた庶民性

ごく普通の人が共感できる庶民性を持ち、それが生き生きとしています。

堅実性

雰囲気に華があっても、けっして情緒的・感覚的に流されすぎることはありません。軽挙妄動(軽はずみに何も考えずに行動すること)に走らず、着実に行動しようとする姿勢がうかがえます。

謙虚さ・嫌みのなさ

「どうぞ聞いてください」「聞いていただきありがとうございます」の気持ちで放送しています。失敗したときも心から詫びることができます。

エネルギッシュ

定時番組や帯番組の担当者は、休んで代役を立てるといった事故はまず起こしません。不規則でハードなスケジュールをこなしながらも健康管理に人一倍注意を払っています。

身だしなみの良さ

美男美女ばかりではありません。一口に言うと好感のもてる人が多いです。普段の髪型から服装まで、派手や高価なものでなくとも細心の注意を怠りません。

対人の妙

人に対する気配りがスムーズです。番組進行でもそれが生きます。また、視聴者に興味深く見られ、聞かれるように、相手を立て、対話の呼吸や目線にも工夫を凝らしています。

高度なサービス精神

サービス精神が旺盛で、見せ所や聞かせ所を心得ています。ただし、押しつけがましくなく、引きどころもわきまえています。

機知とユーモア

即座にその場を収める発言や動作が光ります。虚飾がなく、にじみ出るようなユーモアが感じとれます。精神的な余裕と心の遊びがなせる業ともいえます。

幅広い知識と向上心

経験が豊かで、広範囲な分野に正しい知識をもっているうえ、研究熱心です。

正しい自己認識

自分のできる範囲を知っています。可能性を信じながら、現在の自分をよくわきまえています。