こんにちは。
各局のインターンの情報が出ていたり、実際開催されたりとしていますね。先日、ある学生さんが「インターンに参加することができたのだが、そこで上手に話をすることができなかった」と相談に来てくれました。具体的に何が難しかったのかを聞いてみると、「自分の考えがうまく伝えられなかった」とのこと。自分の頭の中でイメージはあるのですが、うまく言葉で表現することができなかったのだそうです。これを読んでくださっている皆さんにも、そんな事はありますか?

言葉の選択で個性が出る

自分の考えをうまく伝えるために必要なことは何でしょうか。まずは聞かれた質問に対して自分の意見をしっかり持つことですね。これは当たり前の話ですね。
そして次に、それをどんな言葉で伝えたらわかりやすく伝わるのかという言葉の選択です。
例えば、今までの人生で食べたことがないほど美味しい料理をいただいたとします。その美味しさを伝える時に「とても美味しかったです」と伝えた所で、相手には美味しいという情報以外のイメージがわきませんよね。もっと味を表現して「どんな味がして美味しかった」、「他の料理と比較してこうだった」、食べた時に感じた感動を表現して「こんなに感動した」など、美味しい以外の言葉を加えることで、より深みのある表現になってくるし、どんな言葉を選ぶのかという言葉の選択で、個性は出てきます。

普段から練習しよう

言葉の選択肢を持つためにも、私は学生さんに「身の回りの出来事に感想を持とう」と伝えています。何気なく見かけたキレイな風景に「わぁ、キレイだな」だけでなく「どう」キレイなのかを考える。映画を見終わったあとに「おもしろかった」「感動した」で終えるのではなく、「どう」おもしろかったのか、「どう」感動したのかを考えるなど、身の回りの出来事に対して一言の感想ではなく、具体的な感想を持つように練習すると、フリートークの内容も深みが増してくると思います。

アナウンサー試験においてのフリートークは、出されたお題を通じて皆さんがどんな人かを知りたいのです。ですから、自分の表現を簡潔なものにしすぎて浅いものにならず、自分でもしっくりくるような、「ほどよい深さ」で伝えられると良いですね。

文・アナウンススクール TBS Voice
http://www.tbs.co.jp/anatsu/school/

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