ESや面接の対策として

就活に自己分析は必須と言われます。特にアナウンサー試験に臨むにあたっては、自分について話すということを様々な形で要求されますので、自分を良く知った上で、語り慣れているに越したことはありません。
「あなたを表すキーワードを3つ挙げてください」「人生で一番感動したことは何ですか」
「あなたを動物に例えると何」「アナウンサーを目指したきっかけは」などは、ESや面接での定番の質問と言って良いでしょう。

自己分析はどのようにすれば?

有効と言われるのが、自分史を書く、自分の年表をつくる、という作業です。
子供の頃から現在まで、自分に起こった出来事を振り返り書いていく。入学、卒業、部活、参加したイベント、チャレンジしたこと、家族の事件、趣味の移り変わり、好きだったものの変遷、強く印象に残っている嬉しかったこと、悲しかったこと、楽しかった旅行などなど。

自分の軸が見えてくる

就活時代に自分史を書いたというTBSの20代女性アナウンサーに聞いてみました。
彼女は、はじめ自己分析をしっかりせずに就活に入ったそうですが、
「面接での受け答えで、自分について昨日言ったことと今日言ったことが違うじゃない、ということがあって、自己分析をしっかりしなくてはと痛感、そこでまず自分史を書いてみました。」
「出来事ごとにその時の気持ちなども思い出して書いたのですが、書き上げたものを見てみると、ある共通項のようなものが見えてきます。自分はどんなことに喜ぶのか、どんなことに興味をひかれるのか。そこから、自分の傾向、つまり自分の軸のようなものが見えてきました。」
「また、自覚している自分の性格・性向について、それはこの経験があったからだとか、それを支えているのは家族のあの言葉があったからだ、というような発見もありました。」
さらに曰く、「自分の軸を持っていると、面接で飛んでくる様々な質問の『球』を、自分のフォームで打ち返すことができることがわかった」とのことです。

他人に見てもらっても良い

TBSのある20代男性アナウンサーは、書いた自分史を人に見てもらったそうです。
「主観、感想抜きのフラットな年表のようなものを作りました。友人や家族に見せて、この中で何に興味を持つかを聞きました。自分が自分に持つイメージだけでなく他人にはどう見えるのかも大事だと思いました。そして、そのポイントについてもしっかりした話ができるように準備しました。」
「自己分析は必要ですが、自己分析が自己陶酔につながってしまったらまずいな、と思いました。また、自分はこうあるべきというバイアスがかかるのも、客観的に自分を分析する妨げになる気がしました」とのことです。

いかがでしょうか。
就活では会社側(面接員)は手を変え品を変え、あなたの人となり、あなたの素を引き出そうとしてきます。ありとあらゆる角度の質問が飛んできます。
アナウンサー試験では、しどろもどろの受け答えはマイナスポイントになります。
慌てずに対応するために、また上っ面だけの答えにならないように、自分についてはどんなことでもしっかり答えられるようにしておきたいですね。
その一つの手段として、自分史づくりをご紹介しました。参考にしていただければと思います。

文・アナウンススクール TBS Voice
http://www.tbs.co.jp/anatsu/school/

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