振り返ってみることも大事です
振り返ってみることも大事です
アナウンサー志望の大学3年生の皆さんは、大学では授業に部活に試験、就職でも説明会の参加や、書類の準備などで、大変忙しい日々を過ごしているようです。
我々講師は応援することしかできませんが、ニュース番組でインフルエンザ流行の原稿などを読んでいると、「くれぐれも体調には気を付けてほしいな」、「元気に試験に挑んでほしいな」と願う日々です。
「次の試験に向けて・・・」
さて、そんな中でもアナウンス試験は続いていきます。
アナウンススクールでも、「負けないぞ!!」と自分を一生懸命奮起させている人、自信を失い、すっかり肩を落としている人・・・様々です。
時々、「今の時期、何をして次の試験を待てばいいですか?」という質問をよく受けますが、今大事な事は、「過去の経験を必ず次に活かすこと」だと考えます。
そもそも、自分の中で「試験の振り返り」はしましたか?
例えば、
「前の試験であなたがエントリーシートに書いた内容はわかりやすかったですか?」
もう1度冷静に読み返してみると、様々な反省点が生まれるかもしれません。
また、自分以外の誰かにみてもらって感想をもらうのも、また新たな発見があって良いかもしれませんね。
「面接では自分の想いを伝えられましたか?」
面接員に質問された内容を思い出し、自分の回答も思い出してみましょう。今、冷静に振り返ってみて、わかりやすく、簡潔に伝えることができたでしょうか?
悪いことだけでなく、良い点も!
そして、「良かったこと」もぜひ見つけて下さい。
よく、振り返りとか反省点というと、悪い部分ばかり考えがちですが、
皆さんが過去に受けた試験の中には「良かったこと」もきっとあるはずです。
そこをきちんと自分で把握し、次もその「良かったこと」は続けるよう意識することも、大事な振り返りです。
終わった試験に対し、「あの試験はぜんぜんダメでした」と自分の中で処理してしまうのではなく、そこから反省点を見つけ出し次に必ず活かしましょう。
新しいエントリーシートを書く前に、ぜひ前回の試験を振り返って次に活かせる何かを見つけてほしいなと思います。
「次はきっとうまくいく」そう信じて試験に挑んでほしい!!・・・そう思う今日この頃です。
文・TBSアナウンススクール
http://www.tbsan.jp