ヒロミ、今のバラエティに苦言「ナメたカンペが多すぎる」
『話したい人がいるのに「次に」という指示』『俺がしゃべってる最中に「次のテーマ」に行けという指示』
まさにその通りで、スタジオ内の出演者の会話を聞いていないAD、FDは、ここ10年くらいで増えていることは間違いありませんね。会話を聞いていない=スタジオの雰囲気をつかむことはできません。
もちろん素晴らしい手腕を発揮してくれるAD、FDの方がまだ多いですし、そういった人にMCやアナウンサーは助けられているわけですが、「進行」「進行」にばかり気をとられていたり、ディレクターからの指示に従う(指示通りやらないと怒られるから?)だけだったりの人と当たると気持ちよくしゃべることが本当にできません。
AD、FDに限らずアナウンサーも、出演者やゲストの話をしっかり聞いたうえで、今この人に聞いた方がおもしろいなとか自分が話の流れを作っていく仕事なので、自分がしゃべるためにも、人(出演者・ゲスト・解説者)の話をしっかりと聞くことは常に意識しないといけませんね。
アナなるドットコム編集部
ヒロミ、今のバラエティに苦言「ナメたカンペが多すぎる」- ADに愛ある渇も
タレントのヒロミが、1日に放送されたTBS系バラエティ『余談大賞』(24:20~25:50)で、今のバラエティ番組の収録で提示されるカンペに苦言を呈した。
1990年代に毒舌キャラで大活躍し、その後、約10年間テレビを離れるも、2015年に再ブレイクを果たしたヒロミは、「今のバラエティ番組はナメたカンペが多すぎる」と昔と今の変化を指摘。「10年前は、カンペはあったにはあったが、たいていの番組がおまかせ」だったと言い、「バラエティは、ゲストがいて審査員がいる場合は、何かを見てゲストに振って審査員に聞いて…これお約束で、どの番組もこれでだいたいできる。タイトルさえわかれば、あとの段取りはたいてい頭に入っててできる」と説明した。
ヒロミは「番組の作り手としては、その通りにやってくれたらこんないいことはない。でもスタジオの空気はそうじゃない」と言い、「話したい人がいるのに『次に』という指示に従って次にいってしまう時がある…『てめー何言ってんだよ!』って」と、スタジオの雰囲気を無視してカンペ通りに進行するMCに苦言。