緊張している自分を肯定する

頭が真っ白に・・

「私、人前で緊張して何も言えなくなります」
頭が真っ白になって・・という人多いですよね。

「緊張しないためにどうすればいいんですか?」
という質問は必ず受けます。

20才前後の学生さんにとって未知の体験をするわけですから緊張するなという方が無理かもしれませんね。
では緊張が全くなくなれば相手に与える印象が良くなるのか?
それがそうでもないのです。

緊張感は必要

例えばあなたが大学のサークルで新入生を迎えたとき、私ここに何年もいますよみたいな感じで馴れ馴れしい緊張感のない学生が来たらどうでしょう。
いい感じはしませんよね。
慣れないところに入ってくるのに一定の緊張感は持っていてほしいですよね。
それがフレッシュさ初々しさとしてプラスに働くと考えましょう。

*適度な緊張感はむしろ必要*と私は考えます。

緊張イコールだめなことと思わないでください。みんな同じように緊張しているのです。
緊張していないように見える人は虚勢を張っているだけなのです。
安心しましょう!

想定はしておく

ある程度の緊張は必要です。でも緊張して何もできない状態にならないように。

緊張している中でどう自分を出し切るか?相手にアピールできるか?が大事です。
そのためにはシミュレーション、模擬面接、想定問答をやっておくことで頭が真っ白になるということは避けられるはずです。

中にはわざと答えられないような意地悪な質問も受けると思います。
その時は堂々とわかりませんと答えましょう。

背伸びをしない

自分の出来る事に集中しましょう。
今の自分以上のことは求めない。
そうすることで少しはプレッシャーから解放されるのでは?

あー緊張してるなー と感じることは
アナウンサーを何十年やっていてもあります。逆に緊張しなくなったらもうやめた方がいいと思います。
あなたの緊張とうまく付き合う方法を考えましょう。
誰かに教えてもらうのではなく
いろんな緊張と相対してみて自分で見つけましょう。

緊張してる自分を認めてあげる事。

ここから始めましょう。

文・アナウンススクール TBS Voice
http://www.tbs.co.jp/anatsu/school/