キー局は上級セミナーまで行けると夢に近づく
キー局と準キー局のインターンの違い
キー局(東京)と準キー局(大阪)では、インターンシップのやり方が少し異なります。
まずインターンシップ(以下セミナー)に参加できる人数。
キー局は、60~200人程度なのに対し、準キー局は20人から多くて60人程度です。
キー局は、人数に少し幅があるように見えますが、実は「60人」というのは、2016年開催のTBSのセミナーでの人数で、TBSはキー局では唯一、書類選考のあとに面接があり、それを通過した60人が参加することができます。
日本テレビやフジテレビ、テレビ朝日は、面接は行わず、書類選考のみで100~150人くらいまで絞り込みます。一方、大阪は、TBSのように、書類選考→面接という段階を踏んで、20~30人に絞り込みます。
※ここ5年の取材・調査で2017年も同じとは限りません
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セミナーに参加できたからと言って勘違いしてはいけない
最近のキー局のセミナーに参加した人に話を聞くと、キー局の100人規模のセミナーは、次の「上級セミナー」に行くための面接ととらえておいた方がいいといいます。
キー局のセミナーの予定を見ると、だいたい2~3日間くらいの中でどれか1日を選んで参加するという形です(2017年のテレ朝は1日しか行わないようですが)。さらに午前・午後どちらかというところまで分かれている場合もあります。
ひとりひとりに原稿読みやカメラテストが課されますが、正直この人数で、その時間配分ですと、簡単なアドバイスこそできますが、細かい指導はできません。まして何度も繰り返しやって上達してもらう時間などは取れません。ひとりひとりに実技をしてもらうだけでもかなりの時間を消費します。
こういった人数と時間の関係からしても、「セミナー」とは銘打たれていますが、「カメラテスト付の公開1次面接」と言い換えていいと思います。
ですから、キー局のセミナーに参加できたと浮かれていてはいけません(もちろんESに対する手ごたえは感じていいと思います)。TBS以外は、ESが通過しただけで、生身の自分を見てもらっての勝負を全くしていないわけですから。
重要なのは、生身の自分がどう評価されているか、それを理解しているかによって今後の就職活動の進み具合が変わってきます。面接を通過したうえでのセミナーと、書類通過しただけのセミナー参加は、意味が違うのです。
アナウンサーの切符獲得
実際、キー局で「上級セミナー」に呼ばれると、20~40人くらいに絞り込まれますので、準キー局の面接後のセミナー受講者数と似た数字になってきます。
「この段階まで残れれば、だいだいどこかの局アナにはなれる」
これは過去多くのアナウンサーと接してきましたが、みなさんそう言います。もちろんそこに残れなくても、局アナになっている人もいますので安心してください・・
ですから、とにかくアナウンサーになりたいという人にとって、まずはキー局の「上級セミナー」準キー局の「セミナー」ここを目指しましょう。
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2017年キー局・準キー局アナウンスセミナー
日本テレビ(インターンナンデス!アナウンス編)
開催日時:2017.7.15[土] 16[日] 17 [月 祝]
応募〆切:2017.7.3[月]正午(エントリー)
2017.7.4[火] 正午(ES動画)