失敗しないWEB面接

こんにちは。宮崎瑠依です。

昨今のコロナ禍において、各企業の採用活動でWebツールを活用したオンライン就活が主流になりつつありますが、今後WEB面接が一般的な選考スタイルとして定着する可能性も十分あります。

WEB面接で失敗しないために事前に準備できることはしておきたいですよね。

実は私の所属するホリプロ アナウンス室ではアナウンサーを目指す人向けのワークショップを開催しているのですが、今年はそのワークショップもオンラインで開催しています。Zoomを使ったワークショップなのですが、やはり対面でのワークショップとは違った難しさがあります。ただ、首都圏近郊にお住まいの方だけでなく、全国から参加してもらえるなど、メリットもあります。

オンラインワークショップをトラブルなく円滑に開催できるよう、スタッフと何度もリハーサルを重ね、準備をしているのですが、その際のノウハウが、WEB面接でも生かせるのではないかと考え、まとめてみました。

宮崎瑠依
東京都出身。日本テレビ系列「スッキリ」や「ZIP!」などの情報番組のリポーター経験
もさることながら、「野球好きニュース」「Jリーグタイム」などのスポーツ番組のキャスター経験も豊富で、毎年、プロ野球の各賞を発表するNPB AWARDSではMCを務める。

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失敗しないWEB面接

リハーサルをしよう

まず、第一に安定した通信環境は確保されているか、使用するOSやアプリが推奨されているものか事前に確認する必要があります。
そして、ビデオ通話でリハーサルをしておくと安心です。
画角のチェック、音声チェック、遅延の具合も確認しておきましょう。背景に余計なものが映り込んだり、音声が乱れたりしてしまうと、面接官はあなたの話に集中することができません。友人や家族に協力してもらい、確認することをお勧めします。

目線のテクニック

オンラインでのコニュニケーションは対面に比べ、見た目の情報が少ないので、“目線”に気をつけるだけでもだいぶ印象が変わります。
まず、カメラ位置を確認しましょう。PC画面上のセンターにカメラがあるケースが多いと思うのですが、面接中ずっと画面を見ていると、相手の画面にはあなたがどのように映っていると思いますか?カメラ位置からすると、おそらく目線が下がった顔がずっと映されているでしょう。WEB面接という限られた情報の環境下でずっと目線が下がっていると、暗い表情に見えてしまったり、なんとなく自信がないような印象を与えかねません。
とはいっても画面で面接官の様子も見なくてはいけないですよね。そんな時は、話し始めと話し終わりだけカメラを見るように意識してみましょう。これはニュース原稿を読むときのアナウンサーも実践しているテクニックです。話し始めと話し終わりだけでもカメラ目線にすることで、しっかりと目線が合っている印象を相手に与えることができます。是非、練習してみてください。

コンパクトなやりとりを心がける

「通信環境などに十分注意してもオンラインだと、映像や音声の遅延、画面の乱れなどが起こる可能性はあります。そうした特性を踏まえ、ゆっくり丁寧に、そしてコンパクトに話すことを心がけましょう。

対面よりも伝える意識を大切に

WEB面接ではバストアップの画角になるので、あまり動きをつけることは難しいと思います。だからこそ表情を豊かに、頷きや手を使ったボディランゲージを使いながら、画面の向こうにいる相手に“しっかり伝える意識”をしましょう。
オンラインワークショッップでも2〜3回リハーサルをしています。大事なWEB面接の際は、家族や友人に協力してもらい何度かリハーサルをしてから臨みましょう。


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