アナウンサー試験での服装チェック

ホリプロアナウンス室所属のフリーアナウンサー森遥香です。
フリーに転身する前は、仙台のテレビ局で5年間局アナを務めていました。採用試験の面接官を担当したこともあります。
フリーに転身する前は、仙台のテレビ局で5年間局アナを務めていました。採用試験の面接官を担当したこともあります。
そんな経緯もあってか、よく聞かれるのが「どんな服装が良いですか」という質問です。今回は、アナウンサー試験においての「身だしなみ」についてお話ししたいと思います。
森遥香
宮城県出身。2013年に東日本放送にアナウンサーとして入社。報道から情報番組、スポーツ、深夜バラエティまで幅広く経験。5年勤めた後、ホリプロに所属。
現在は、日本テレビ系列「ZIP!」のレギュラーリポーターを務めている。宮崎瑠依と森遥香によるアナウンス講座、生徒募集中です!! 詳しくはこちら>>

おすすめのスーツの色

あくまでアナウンサーは、会社員です。女性のジャケットやインナーに飾りが付いていることがありますが、なるべく飾りがないシンプルなデザインのものが良いです。
鞄もそうです。ロゴが目立つブランド品は避け(アナウンサーになってからもですが)、シンプルな鞄を持つようにしてください。鞄も中が見えないように、ファスナー付きのものをお勧めします。

清潔感が最も大事

男性も女性も共通して言えるのが、髪の長さ。私の面接官としての好みと統計で言うと、
①額が5割以上見えている②前髪が目にかからない③耳が片耳または両耳見える
が、爽やかで明るく見えて好ましいと思われます。困ったら、現役アナウンサーのニュースを読む時の髪型を参考にするといいでしょう。
他にも、靴は磨いてあるか、踵やヒールは削れていないか。(私は試験会場近くまではフラットシューズで行き、着いたらヒールに履き替えて、汚れないようにしていました)
お辞儀をした時に下着が見えないように、ゴムが入ったチューブトップ型のインナーを着る。
ストッキングが伝染した時のために新品を持ち歩く。
試験を受けに地方へ行く際も、スーツのシワ取り用に小さいアイロンを持ち運ぶ

困ったら親に見てもらう

試験が進むにつれ、面接官の平均年齢は高くなり、親世代の面接官が増えます。受け入れられる服装を悩むのであれば、一つの基準として、同じような目線の親に相談するのがおすすめです。
私は「彼氏のお母さんに初めて会う時に気に入ってもらうには」という妄想をしながら服を選んでいました。

いかがだったでしょうか。「明るさ」「誠実さ」「爽やかさ」を基準に、あなたらしさが表せる服を選んでみてください。
今回で、宮崎瑠依さんとの共同コラムは、ひとまず最後となります。読んでいただいた皆さん、ありがとうございました。
皆さんの大切な就活の、一つのエッセンスになれれば幸いです。全力を尽くせるよう、祈っております。夢のために、アナウンサー試験をぜひ楽しんでくださいね。


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