自分で自分を変えていく
夢を文字にして
アナウンサーを目指している皆さん 3年生以上の皆さんはいよいよ採用試験が近づいてきましたね。日々どのように過ごしていますか。
学校の入学試験と違ってこれをやっておけば大丈夫というものがないのが難しいところですよね。ESについても見る人によってアドバイスが違ったり。何をしたらいいのか悩んでいるあなた、 まず夢を文字にしてみませんか。
北京五輪のボクシングで金メダルを取った 村田諒太選手が 衆議院選挙と台風の日曜日、ついにプロボクサーとして世界チャンピオンになりました。
金メダルを取る以前、彼の自宅の冷蔵庫に 「オリンピックで金メダルを獲りました ありがとうございます」 という紙を張っていたそうです。
実はこれ 村田選手本人が書いたものではなく 彼の妻が書いたものだそう。 妻の母親が 夢を文字に書いていつも見ているとそれが叶う と教えられたことを実践し村田選手に見せていたのです。
ゴルフの石川遼選手は卒業文集に 「高校三年で日本オープン優勝 二十歳でマスターズ優勝(一回でなく二回勝つ)」と書いています。サッカーの本田圭佑選手は、「ぼくは大人になったら世界一のサッカー選手になりたい というか なる」 と書きました。
ノートに書けば何でも叶う そう簡単ではないですね。 石川選手はマスターズに優勝していませんし本田選手も世界一の選手には??でもかなりのものは手に入れています。
誰もが成功するわけではないですが 成功した人もいる。 じゃああなたはその成功した人になりませんか。
夢をイメージして
あなたの五年後十年後をイメージしましょう 十年後の東京は日本は世界はどうなっていますか?
2027年にあなたがどこでどんな活躍をしているのでしょう。
・関東で起きた大地震で多くの人の命をまもる報道をしている
・メジャーリーグで活躍している大谷選手を実況している
・日本がサッカーワールドカップで優勝する瞬間を見届けている
・様変わりした北朝鮮でリポートしている
例えばこんなことをノートに書いてみる。書くことで当然考えることも増えてくる。そのためには情報に敏感にならないといけない。いろんなプラスの効果が期待できるのです。
ノートに自分のなりたい姿を書く。簡単なようで実はなかなかできないこと。ちょとした勇気も必要ですね。
なりきり力
私たちのスクールでは、
「アナウンススクールの部屋に入った瞬間から アナウンサーになりきろう」
学生の皆さんに、そう呼びかけることもあります。
あなたを変えていくのはあなた自身です。あなたの脳です。
自分の脳をその気にさせるその1つが 「夢を文字にする」 という作業だと思います。
10年後の自分をイメージして 文字にして そして なりきりましょう。
文・TBSアナウンススクール
http://www.tbsan.jp