アナウンサー・インターンシップの書類選考
書類選考で重要なのは写真・動画
アナウンサーのインターンの選考は、キー局では、基本ESのみで参加者が決まります。(TBSのみ1次面接を行います)これに対し、準キー局は、1次面接を行ってからセミナー参加者を決めるのがこれまでの流れです。
ESは書き込む欄はごくわずかで、写真を貼るスペースが大部分を占めます。一般に、A4用紙2枚くらいで、1枚は全身またはバストショットなど映り方に規程のある写真を貼る欄と、その写真以外のスペースに「どんな番組を担当したいか」とか「4,5年後の自分は?」などの設問。もう1枚はあなたらしいスナップ写真を複数枚(4枚程度)に自由記述スペースというのが基本です。
準キー局よりキー局の方が、写真を貼る枚数やスペースが多い印象で、さらに本試験に比べ書くスペースが少ないことを考えると、選考に占める写真のウエイトは非常に高いと言えます。
選んでもらえる写真を撮るためには、プロアマ問わずカメラマンに頼むことが、やはり重要になってきます。スナップ写真についても、できれば一眼レフなどを使い、カメラが得意な友人などにお願いをする方がベターです。
もちろん、そこまで費用をかけなくても通過している人はいます。要は費用面などが許すならば、通過する確率を上げるためにやっておいたほうがいいというところでしょう。
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近年は動画も必須に
2015年のTBSを皮切りに、ESとともに「自己PR動画(30~45秒程度)」の提出を義務付ける局が増えてきました。本試験では地方局なども多くなってきています。
初年度は、動画を編集して、人によってはテロップを入れたりなど、かなり凝ったものを提出する人もいましたが、素の本人が見えなくなるという理由からか、2016年からは「加工・編集はしない」「1カットで」などの制約を設け始めました。
動画のコツとしては「インパクト」を見ている人に与えるものにできるかどうかが重要です。30秒の自己PRは、面接でもやることになるでしょう。それと同じ話を、同じような服装でかしこまってただ話すだけではインパクトは与えられません。構成を工夫したり、小道具を用意したりなど、画面を見ている人に印象づけるようなことを考えて作成しましょう。
撮影技術としては、「音」と「光」はとても重要です。外で撮影する場合は、自動車の音など外部の雑音が少ない所で撮影しましょう。あなたの声がしっかりと録音されいないと意味がありません。
「光」については、スタジオでもライティングのテクニックひとつで印象がガラッと変わります。照明設備の整ったところで撮影するのはなかなか難しいですが、少なくとも薄暗い部屋で撮影したりするのはやめましょう。もっともいいのは太陽光です。
旅行などでスナップ写真を撮った時に感じることもあると思いますが、太陽の光がきれいに降り注いでいる場所では、写真は本当にきれいなものが撮れます。たとえ部屋でも、窓からしっかりと太陽光が届いている部屋での撮影をお奨めします。ただ逆光などには十分注意しましょう。
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2017年キー局・準キー局アナウンスセミナー
日本テレビ(インターンナンデス!アナウンス編)
開催日時:2017.7.15[土] 16[日] 17 [月 祝]
応募〆切:2017.7.3[月]正午(エントリー)
2017.7.4[火] 正午(ES動画)